咖啡场景
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投稿者
小坂章子
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2018-04-25
  • 珈琲がそこにあるだけで、
  • いつもの日常が豊かにふくらみ始めていく。
  • そんな珈琲まわりの徒然話を日本よりお届けします。
  • 大坊勝次+森光宗男『珈琲屋』発刊イベント

     取材を通して、「珈琲美美」の森光宗男さんや大坊勝次さんらのような敬愛するマスターらとのご縁をいただいた。そういう意味では、私も珈琲の神様に選ばれたのかもしれない???なーんて、森光さんの真似してみた。
     だけど、一冊の本を作るって時間がかかりますねえ。おふたりに話をして、ご了承いただいたのが2012年。出版社に企画を持ち込んだのが2013年。2018年までの5年間でフジローヤルのお仕事をさせていただくことになり、大坊さんや森光さんと接する機会もぐんと増えた。森光さんの「ねるっこ」や、大坊さんの「FUJI手廻しロースター」もすべてフジローヤル製であり、両者のスピリットが生きたものづくりを間近で見させていただいた体験は、『珈琲屋』を作る上でも非常に大きかったように思う。
     人生、急がば廻れ。何でも早くスムーズにコトがすすめば、それはそれでその瞬間は「うまくいった」と喜びもするだろうが、時間が経ってからも心に刻まれるかといえばそうではない。逆に一喜一憂の連続で、自分の喜怒哀楽のすべてを使って初めて成し遂げられた仕事の方が、人生のトータルでみた場合の充足感は、はるかに大きい。だから、廻り道して良かったのだ。『珈琲屋』を世に送り出せたことは、私のライター人生の勲章であり、ひとつの役割を果たせたのかなと安堵している。が、次は『九州喫茶案内』の執筆もあるし、今年のしめくくりとしては、長らくお待たせしているフジローヤルの読み物の執筆もある。ともかく、ふりかえれば私自身も「珈琲の神様、ありがとう」。そのひと言に尽きるのである。
     さてお知らせです。出版に際し、もと「大坊珈琲店」向かいの山陽堂書店にて、2018年5月31日(木)?6月12日(火)にイベントを開催します。6月1?2日は、大坊さんが珈琲をいれてくださいますし、6月4日には森光充子さんもちらっと顔を出されます。小坂は1?2日は終日、あともちらほらいると思いますので、ぜひ遊びにいらっしゃってください。それではまた次回。

    詳細は、以下サイトをご覧ください。
    ●新潮社
    ●山陽堂書店

    <出版イベントのお知らせ>
    2018年5月31日(木)?6月12日(火)日休 
    「珈琲屋 大坊さんと森光さんと」

    珈琲の神様、ありがとう----

     山陽堂書店のご近所にあった『大坊珈琲店』(2013年末に閉店)の大坊勝次氏と、福岡『珈琲美美』の森光宗男氏(故人)。世界でも稀有な喫茶文化が広がる国内はもちろん、「ブルーボトルコーヒー」の創業者を始め、海外のコーヒー好きからも尊敬される「焙煎とネルドリップの名人」ふたり。森光氏が亡くなるまでに行われた、珈琲をめぐる3回の対談を再現する1冊が、ついに刊行されることに。
     珈琲とはなにか。珈琲を淹れるとは? お店には何が必要か? 美術、音楽、店に来てくれたお客さんたち----そして、人生とは。往年のファンから、珈琲屋を目指す次世代まで、珈琲という共通語でつながったすべての人に贈る珠玉の対談本。取材の際に撮られた、ふたつのお店の写真展示を行います。

    *写真撮影は、一部のコーナー以外はご遠慮いただきます。

    ●大坊勝次(だいぼう?かつじ) 
    1947年岩手県盛岡生まれ。南青山の喫茶店「大坊珈琲店」店主。1975年の開店以来、自家焙煎にネルドリップというスタイルも、内装も変えずに営んできたが、2013年12月にビルの取り壊しにより惜しまれつつ閉店した。

    ●森光宗男 (もりみつ?むねお)
    1947年福岡県久留米生まれ。高校卒業後、桑沢デザイン研究所(専門学校)へ。
    ハワイ?オアフ島に半年間滞在した後、1972年東京?吉祥寺の珈琲店「もか」に入店。標交紀氏より5年間指導を受ける。1977年福岡市今泉に自家焙煎ホーム?コーヒー販売、ネル?ドリップの店「珈琲美美」を開業、2009年に市内赤坂に移転。2016年12月に死去(お店は妻の充子さんが引き継いで営業中)。

    ●主催 山陽堂書店&新潮社
    ●写真 菅野健児
    ●協力 大坊勝次&惠子

    【一日珈琲店のご案内】
    展示期間中の6月1日(金)?2日(土)、山陽堂書店3階で大坊勝次氏が喫茶営業を致します。予め下記事項をご確認のうえお越しください。

    ?営業時間は13?17時となります。(※受付は12時半より)
     2階ギャラリーにて受付(会計)を済ませた方から順にご案内致します。
     代金(700円)と引き換えにお渡しする整理券を持って2階ギャラリーまた
     は1階書店にてお待ち下さい。
    ?提供できる数に限りがある為、17時以前に営業終了となる場合もございます。
    ?2杯目を希望される方は再度受付をお願い致します。
    ? 予約は承っておりません。電話でのお問い合わせもご遠慮ください。
    ? 珈琲豆の販売はございません。

    大坊勝次+森光宗男『珈琲屋』発刊イベント